電子光科学領域・エレクトロニクスコース

qp

現代の固体電子工学は、量子論・相対論・トポロジーを包括する広大な科学分野になっています。この研究グループでは、関連する基礎理論と各種技巧を習得し、理論物理学的アプローチから新たな物質機能の創出に挑んでいます。左図はトポロジカル絶縁体の一種、量子スピンホール系のエネルギースペクトルです。この系のバルク領域はギャップフルなバンド絶縁体でありながら、エッジ領域にはギャップレスな(無質量)1次元ディラック電子系が存在しています。エッジ状態は単方向性(一方通行)でありかつスピン偏極しているため、電荷とスピンの完全伝導が実現可能です。また最近ではフォノンの量子輸送とその制御にも着目しています。フォノンは結晶格子の振動に由来するボーズ粒子であり、熱(エネルギー)を輸送します。右図は有限系におけるフォノンの透過係数の量子化の一例です。熱流の制御は熱電発電の効率化の鍵でもあり、私たちは理論からそのブレークスルーを目指しています。

お問い合わせ・ご連絡は事務室までお願いします。 TEL 06-6850-6340 email: jimu@ee.es.osaka-u.ac.jp

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.